自己愛性パーソナリティ障害にタゲられても会社を辞めないために

自己愛性パーソナリティ障害の人のターゲットにされて、それから逃れるには、あなたが会社を辞めるしかない、ということは以前に書きました。
それでも会社を辞めたくない、辞められないという方も、当然いらっしゃるでしょう。
自分を守るために、やるべきこと・やるべきでないことを書いていきます。

自分が今なにをしているか、上司にわかるようにしておく

自己愛さんは、締め切り直前に仕事を振ってきて、仕事が終わらない責任をなすりつけたり、陥れたりします。
ミスの原因はあなたではないことを明確にしておきましょう。
例えば、さりげなくメールのやりとりをしてBCCに上司を入れ、いつ、なにを指示されたのかも上司にわかる内容になっていれば良いですね。

歓迎会・送別会以外の飲み会には行かない

自己愛に攻撃の材料を与えてはいけません。
飲み会はどうしてもプライベートなことも聞かれますし、パーソナルな点は攻撃しやすいのです。
自己愛と直接話さなくても、誰かから耳に入ることもあります。
さすがに歓迎会、送別会だけは人として行ったほうが良いと思いますが、お酒は控えめにして、1次会で帰りましょう。

理解者を見つける

社内で仕事の絡みはないような人が、何か変だと気づいて心配してくれている場合があります。
わかってくれている人がいるだけで、精神的に楽になれます。
でも、その人にそれ以上のことは期待してはいけません。
その人にだって会社での立場がありますし、アクションを起こして助けて欲しいと思うのは身勝手です。

あなたの欠点は、批判されるほどのものではないと心得ておく

自己愛は他人の欠点をみつける天才です。
そしてターゲットに対しては、実際、言い訳できないところを突いてきます。

でも、面と向かって批判したいほどの欠点を持つ人が、あなたにはいますか?
会社なんだし、多少の欠点があろうとも折り合って仕事をしていくのが普通でしょう。
あなたの欠点だってその程度です。

更に、自己愛をよく観察してみてください。
あなたの欠点を直して欲しい、という論点ではないはずです。必ず本題があります。
つまり、あなたの欠点を攻撃し戦意をそいだ上で、本題の何かを通そうとしているのです。
ですから、欠点を責められた時点でへこんで、何も考えられなくなっている場合ではありません。

まとめ

どんなに自己愛さんが責めてこようとも、あなたの欠点はたいしたものではないです。
まずそのことをちゃんと覚えておいた上で、攻め込まれる隙を作らないように立ち回りましょう。