【毒になる親】家を出ることは親のためにもなる

一応、タイトルは毒親になっていますが、わたしの両親は毒親というほどではないけれど、エキセントリックな人たちで、わたしという生きづらい人生を送る人間が形成されるに十分な影響を与えました。

毒親はなぜ毒親だと思いますか?
それは、「子供(あなた)がいるから」です。

自分がいなければ、親は良い人でいられたのかも。
幸せだったかも。
毒親持ちの人なら、考えたことがあるでしょう。
それは、ある意味正解です。

彼らは子供の方に問題があると本気で思っています。
そんな子供を持つ自分の人生に怒りや不安を感じているし、傷つけられたと思っているのです。

だからこそ、子供のほうから距離を取ってあげましょう。
家を出てあげれば良いんです。
親が傷つくのは子供のせいで、子供は親に傷つけられているならば、お互いに距離を置くのが一番現実的な解決方法でしょ。

でもなぜか毒親は、絶対に子供を家から出そうとしない傾向がありますよね。
恐怖心や罪悪感を煽ってきたり、時にはお金をすべて取り上げてでも独立を阻止してきます。
でもそれは、こんな子供を持ってしまった不幸な自分、がアイデンティティになっているからです。
子供は虐待されても、そこに自分の存在意義を見出すのと同じです。

親のために家を出るわけにはいかない、と思っても、出て行ってあげるのが親のためにもなるのです。