【毒になる親】家を出てからの家族との関係性

一応、タイトルは毒親になっていますが、わたしの両親は毒親というほどではないけれど、エキセントリックな人たちで、わたしという生きづらい人生を送る人間が形成されるに十分な影響を与えました。

家を出た後、わたしの父は逆上型なので、下手すりゃ包丁持って来るかもしれん、と思っていたから、一定期間だけ身を隠して、ほとぼりが冷めた頃に、連絡を取りました。
住所などの居場所も教えたので、わたしから連絡を取ることはなかったけれど、連絡が来ることはあったのと、事情があり一時期実家に戻ったので、家族との関係性の変化がありました。

親子関係に問題があるなら、離れて暮らしたほうが良いと思うけれど、それで問題が解決するわけではないよ、というのは覚えておいたほうが良いと思います。

母との関係性は改善されたが、負荷は大きい

わたしの母親は基本的にわたしに関心がないのですが、娘より自分が女としてまさっていないと気がすまない人でした。
わたしが家を出たことで、母はわたしと競争する必要がなくなったんでしょうね。

わたしの容姿が劣っていることを指摘して、自分のほうが美人であると確認することからも、わたしのほうが料理が得意なことに不機嫌になることからも、解放されたようでした。
時々、食料品などを送ってくれるようにまでなり、関係は改善できたと思います。

その代わり、長男が結婚し実家と距離を置き始めたことで、よりわたしに関心を持つようになったのですが、わたしからすれば、今更感はあるし、急にこっちに来られても、どう接すれば良いのかわからず、攻撃されないけど、彼女と接することには正直言って疲れを感じるというのが本音です。

父はより異常になった

一方、父はターゲットを同居していた父の母(わたしの祖母)に替えて、異常性は増していました。

そして、「自分だけが貧乏くじを引いている。自分がこんなに可哀想なのに、子どもたちだけ幸せになるなんて許せない」
という思いを強くしたようです。

わたしが家を出たことで、父の毒はより強くなりました。
また、わたしという父のはけ口がなくなったことで、父と祖母の関係性以外にも、家族に別の問題が生まれてしまいました。
このことについてはわたしの兄弟の家庭のことになるため、具体的には省かせてください。

祖母には同情しますが、父だって突然変異でああなったわけじゃないんだなあって言うか…。

兄弟との関係性について

連絡を取り合っていません。
たぶん、自分の家庭を守るために、わたしを含め実家とは距離を置くと決めたのではないかと思っています。
次に会うのは、誰かの葬儀でしょう。
わたしはその選択を支持します。

自分が弟や妹を守らなければ、と思う人もいるかもしれないけれど、弟妹というのはそのポジション故に、兄姉が思っている以上に、したたかに生きる知恵を身に着けているものです。

まとめ

距離をおけば万事が解決するわけじゃないけど、あなたの場合は良い方向に行くかもしれないので、それでも家は出たほうが良いと思います。